理想のマイホーム購入マニュアル
このカテゴリーでは、一戸建て購入を検討している人に役立つ情報として、住宅ローンのことや大阪&奈良における分譲住宅の相場などを紹介しています。
「3回家を建てて初めて納得のいく家が完成する」などと言われているように、夢の「新築一戸建て」も、なかなか理想通りにいかないものです。ここでは「分譲住宅を選ぶメリット・デメリット」や「モデルハウスを見るときのチェックポイント」などをまとめていますので、一戸建て購入を成功させるために、参考材料にしてみて下さい。
賢い住宅チラシの見方
そろそろ家を買おうかな、と考えたとき、まず初めにするのが新聞に入っている折り込みチラシ(週末は特に多いですね)やインターネットなどを活用し、情報収集にあたると思います。分譲住宅の広告を見ていると写真や間取りのイメージ図に目が行きがちですが、よく確認すべきポイントは小さい文字で埋め尽くされた「物件概要」の部分です。とくにこんなところを確認してみましょう。
- 地区・地域…「第1種低層住居専用地域」と書かれているものがオススメです。高さ10~12メートルまでの建物しか建てられないエリアなので、一戸建てを建てるのに最も理想的な住環境と言われています。
- 建ぺい率と容積率…建ぺい率とは「土地の面積に対して、何%の部分まで家を建ててよいか」という指標。50~60%が標準的です。容積率は「延床面積が土地面積の何%までOKか」というものです。例えば「建ぺい率100%・容積率200%」などと書かれた分譲地は、土地いっぱいに建物を建てて、延床面積が広いということになり、3階建て住宅が密集した街並みになるだろうと想像できます。逆に「建ぺい率60%、容積率200%」程度だと、庭・駐車場付きの2階建てが一般的です。
マイホーム購入前にはココをチェック!
家を購入する際に多くの方が一度立ち止まるのが、「お金の問題」。当たり前ですが、一戸建てを購入するには何千万円もの費用が必要となり、ローン返済も何十年という長い期間をかけて行います。
まずは家の仕様を決める前に、自分達の収入でどれぐらい借りられるのかをチェックすることで、家の予算もおのずと決まってきます。事前にそういったシミュレーションをせずに家の理想ばかりを優先してしまうと、後々返済にとてつもなく苦労しますので、理想と現実のバランスをうまくとり、上手な資金計画を立てましょう。
分譲住宅を買うなら、ココをチェック!
戸建てには自分で1から設計する「注文住宅」、既に完成した家を購入する「分譲住宅」の2種類がありますね。分譲というと、同じような形の家がずらりと並んでいるイメージですが…ハウスメーカーのモデルハウスを特別販売しているケースも分譲に含まれます。しかも、便利な動線、おしゃれな家具、最新設備付き!「分譲はちょっと…」なんて毛嫌いしていると勿体無いですよ。
分譲は土地と建物が元々セットになっているので価格がハッキリしていることに加え、家そのものを見てから購入できるので、理想とのギャップは少ないでしょう。
モデルハウスや内覧会に参加する際は、生活動線、収納スペース、間取りの使い勝手など、実際に住むことを想定しながら見学しましょう。